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イギリスの高等教育システム

イギリスには約100校の大学があり、バッキンガム大学の1校を除いてはあとはすべて公立の大学です。イギリスの高等教育は高水準の学位授与機関で、世界でもトップクラスに数えられる大学が数多く存在。これらの教育機関でも学士、修士、博士課程や独自のディプロマコースを提供しており、エリートが進む道というイメージが強かった大学なども、現在では進学率が既に30%を超えています。

また、増加傾向にある生徒を受け入れるために新しい大学も創設され更に留学生向けのプログラムを組む学校も増えています。さらに、大学とともに高等教育機関である大学レベルのカレッジも約50校近く存在し、大学と同様に高等レベルの学位やディプロマを提供。
これらのカレッジは、カレッジオブハイヤーエデュケーション、インスティテユートオブハイヤーエデュケーション、カレッジオブテクノロジー、またはカレッジオブアートなど様々な名祢を持っています。

高等教育機関に進むには

将来、高等教育機関への進学を考えている場合は、イギリスで予備コースといわれているブリッジング、アクセス、またはファンデーションコースを受講する事をおすすめします。

この予備コースは、英語力や専攻分野に関する知識に欠ける生徒のために多くの大学や大学レベルのカレッジで開講。通常のコース期間は9ヶ月から1年間で期間内に大学などでの授業についていける十分な英語力や、専攻科目についての基礎知識を高める事ができます。この予備コースを良い成績で修了すれば、大学への進学が保証される場合もあります。

イギリスの教育現場

イギリスの高等教育では、自ら専門的な知識を高めるために、積極的にディスカッションやセミナーなどに参加していく姿勢が必要になります。授業の前には参考文献等を使って予習するのは当然で、積極的に発言をしてもその内容に整合性がなければ評価も低くなります。そのため、英語力やある程度の専門知識を得てから進学するのが成功への近道となります。

公立・私立専門カレッジ

イギリスの公立専門カレッジは、地域社会に密着して、各種ビジネス、アート、サービス業などを含む幅広い分野で実践的なカリキュラムを組んでおり、現役の学生、社会人、修学希望者など様々な生徒がいます。一方、私立の専門カレッジは日本の専門学校のように専門学科の学校が多く、柔軟なカリキュラムを持ち、各学校によって独特の個性があります。

私立校は自主的管轄機関のBACIFHEにより認定を受け、設備、教授法、福利厚生施設が審査されます。ファーザーエデュケーションといわれるこの専門カレッジでのコースは、専門資格の取得を目的としている場合が多く、様々なコースを履修でき、レベルも基礎からプロフェッショナルまであります。
また、外国人の為の英語コース、大学進学者のための予備コースも開講している学校があります。専門カレッジの多くも公立です。

予備コース(ファンデーションコース)とは?

1. 英語カ…大学等での授業についていける英語力。
2. スタディスキル…学部に入った際に必要となるエッセイの書き方、英語でのノートの取り方、コンピュータ操作など、大学のクラスで学ぶのに必要な技能。
3. 専攻分野に関する基礎知識…専門性の高いイギリスの大学に入る前に、授業について行けるよう専攻分野に関して基礎を学習。学校によっては専攻別に予備コースを開いているところと、予めいくつかの単位制の科目を用意して、各生徒が自分にあったコースを作成できる学校もあります。応募は、通常の日本の高校を卒業していれば可能ですが、IELTS5.0〜5.5、TOEFLなら450〜500点が求められる場合があります。

条件付入学について

日本からイギリスの大学・大学院に申し込む際、英語力が不足している学生を受け入れるのが条件付き入学です。条件付きで入学が認められた場合は、学校側から「いつまでに英語力判定試験のスコアを何点アップするように」といった指示が出ます。
そのあとは、個人的に大学と連絡を取り合い、英語力がどれだけ伸びたかを報告することになります。「条件付き」に対する有効期限というものは特にありませんが、新学年度が始まるまでと考えるのが一般的でしょう。

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